株式会社カネタ

お花見をした公園のさくらも終わり、箕面公園のもみじの新緑が恋しくなっていますが、先日社員を叱る事になってしまった。
皆さんは「社員を叱る」時、どうしているのだろうかと気になってしまう。

その社員が最近元気がないのには気づいていて、遠廻しにそれとなく注意をしていたのだがお花見に深酒をしていた。そして数日後に休んでいた。現場を見回っていると彼の場所が散らかったままだった。前日に片づけをキチンとして帰らなかった模様である。
その場はみんなも片づけをキチンとして帰るようにと注意して、周りも気付いて注意をすることも大事だと言うことを伝えた。
あくる日に本人が出勤してきたので、お昼休みに理由を聞いてみた。

言い訳が次々出てくる。「忙しかった・疲れていた・忘れていた・家庭が面白くなかった・悩みがあって仕事に実が入らなかった等々」最初は黙って聞いていたが、つい言葉を挟んでしまったのが「自分に甘えないで」ということだった。
ひとりの人間として私達はさまざまなものを背負って生きている。それは立場こそ違え、皆同じだと考えている。
最近は「プライベートなことにはなるべく立ち入らない」とか、何かうっかり言うと「パワハラ」や「セクハラ」になるから怒るに怒れないとか、やりにくい時代だとか聞くようになって久しいが、あまり気にしない自分がそこにいる。

今回も叱りながら、口の悪い私は好きな事を言っていた。社員は家族だと思う自分がいる限り本気で怒ってしまうし、本気で心配もして、あれこれ口だししている自分がいる。少し距離を置いた方がいいのではと思う時もあるがつい感情移入してしまう。これは自分の悪い処であるのかも知れないし、今風若者には迷惑かも知れない。

叱ったあとではあるが「社員の叱り方」なんて本がないか探してみようと考えてしまう今日この頃です。




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